AIイラスト百聞録

AIイラストに関する事件や言及をまとめています。
個人で編纂しているため、欠落や誤認が混ざっている可能性があります。
2023年3月30日から編纂を始めたため、それ以前の項目はかなり荒いです。
AIイラスト用語辞典も参考にすると、より理解しやすいと思います。

2023年3月

参考資料の一覧

2023.3.29 プロイラストレーターが最近のAI「どうすんだこれ感」について思ったこと

中立的でイラストレーターだけでなくAI全体の現状も踏まえている視野の広い記事。
特に2ページ目で、現状のモラルがよくないAI絵界隈への問題意識が語られているほか、付き合い方なども提示している。
また3ページ目では筆者の困惑が強く語られ、先の見通せない時代だと強調している。

2023.3.28 AIイラストに対する業界の空気感の言及

企業としては技術を取り入れて品質の向上をしたい。それとは別問題として、過激なAI反対活動/発言をしている人は炎上対策として慎重にならざるを得ない、という認識があるのではないか。
参考

2023.3.28 AI絵師に仕事はあるのかなどの問題

AIをweb記事に従って動かしている人には仕事は来ない。なぜなら内製化できるし、そっちのほうがコスト減につながるから。
実際グラフィック系の仕事をする人は様々なソフトを動かせるので、AIに乗り遅れる危機感はない。
参考1
参考2

2023.3.25 著作権関連に関する言及

著作権を厳しくしたら現状のイラストレーター含め様々な活動に支障が出る可能性がある。
知的財産権は著作権法のみでない。不正競争防止法などさまざまな可能性を見てみるとよい。
参考1
参考2

法律関係は必ず弁護士などに相談してください。

2023.03.25頃 AI絵師に対する言説の深化、拡散

1.AI絵師は絵を描ける人に対してコンプレックスを抱えている。

絵を描けるというステータスに興味があり、創作意欲が根底にあるわけではないのではないかという話が広まっていた。
日本は他国に比べて絵を描く人が多いためコンプレックスを抱えやすいのではと言っている人もいた。
参考

2.AI絵師は反社会性のある人たち

AI絵師の何割かは反社会性のある人たちのため、個人的に対処してはいけない、法的に対処する必要がある、というツイートが拡散される。
AI絵師は反社という言説の広まりを危険視する人もいた。
参考1
参考2

2023.03.21 LoRAによる絵柄模倣被害が続出

特定の絵師の絵柄を追加学習させた追加学習モデルが2月ほどより出回っていることが明らかに。
有名絵師が多く被害に遭っている模様。

参考1
参考2

2023.03.21 Adobe Fireflyのベータ版リリース

クリーンなAIを目指すAdobeFireflyが満を持して登場した。
単純な平面画だけでなくベクター画像なども作成可能な模様。

しかし規約違反のものなどが多くあり、本当にクリーンか疑問の声が上がっている。
これに対してそうした指摘のある投稿物、アカウントの削除が始まっている模様。

参考1
参考2

2023.03.20頃のGlaze関係

GLAZEの使用が一部絵師の間で広まる。

絵師は肯定的、否定的内見両方ありながら、入れるしかないという雰囲気が一部で広がる。

しかしGlazeを使っている絵でもそれを模倣したAIイラストの作成は可能な様子。そもそもGlazeの目的は学習の阻止なので、学習を介さずにまねることを防ぐことはできない。しかし当然心証はよくなく、その後このパクリを行った人は凍結されている。

また、Glazeによる学習阻止はそのうち突破される可能性もあり、時間稼ぎに過ぎないとの意見もある。
しかし、Glazeを入れることで意思表明となるため、それを突破することは社会的に許容されづらいという効果が期待できるとする意見もある。

参考1
参考2
参考3
参考4

2023.03.17日頃 AI絵師を揶揄するツイート

AI絵師のPixiv履歴から手で描いた絵との断層を見つけ、「闇を見ちゃった」とつぶやいたツイートが拡散される。
参考